タイトル
発達障害サバイバルガイド──「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ47
著者
借金玉
出版社
ダイヤモンド社、2020年
普通じゃなくていい、生き抜こう。
これは、同書のオビに書かれていた言葉だ。
この本には、
「あたりまえ」がやれない僕らがどうにか生きていくコツ
が書かれている。
対象は「発達障害(ADHD)者」だが、そうでなくても当てはまる人は結構いるのではないか。
かくゆう自分もその一人である。
通院したり、投薬が必要だったりするほどではないが、発達障害の「ケ」は間違いなくあると思っている。
本書を読み進めると、
「これは納得できる」
「これはすでにやっている」
といった内容があちこちに出てくる。もちろん、
「ここまで酷くはない」
という点も少なくない。
医学的な「障害」というほどではないにしろ、社会と上手く適合できいない部分は、誰もが何かしら持っているのではないだろうか。
具体的なコツについては本書を読んでもらうのが一番なので、ここでは紹介しない。
なにか一つでも役に立つことがあったら、大当たりだと思っている。
「当たり前」ができていないと感じている人は、一度、手にとっていただきたい。